30代・40代の転職における選考プロセスといえば、書類選考と面接が一般的です。
しかし、昨今はSPI試験や課題を課す企業が増えており、背景には、「書類や面接では見極めにくい点を補いたい」という企業側の思惑が隠されています。
- 能力検査
- 性格検査
要は、採用リスクの軽減(入社後のミスマッチ)を目的としており、年代を問わず受験させる動きが活発化しているんですね。
書類選考 ⇒ 適正検査 ⇒ 一次面接 ⇒ 二次面接 ⇒ 最終面接
適性検査は書類選考と同時にネット上で行われることもあれば、一次面接の際に課されることもあります。
求職者からすると勘弁して欲しいところですが、これが今の転職市場の流れです。
30代・40代でも適正検査(SPI)の対策は必須!?
30代・40代の転職希望者からすると以下の疑問が拭えないと思いますが、採用権限は企業側が保有しています。
- こんなテストに意味があるのか?
- 経験・スキル・実績が重要では?
- 今更、学力なんて見られても...
全ての会社で課されるわけではありませんが、いざその必要が生じた時のためにも、適正検査(SPI)対策は必要不可欠です。
今更感は拭えないでしょうが、しっかりと対策を講じておきましょう。
※学業から長く離れていると、至極簡単な問題も解けなくなっているので...
現実問題として30代・40代の求職者はこの対策を疎かにしがちです。同世代のライバルを出し抜くチャンスと捉え、前向きに取り組みましょう。
適正検査
転職者用SPI問題集が多数出版されているので、最低1冊は購入し、繰り返し何度も解いておく。
性格検査
自分を良く見せようと偽って回答すると、ライスケールという質問に引っ掛かり、検査結果に矛盾が生じます。嘘は絶対にバレるので、ありのままの自分を回答する。
昨今は、適正検査(SPI)以外にも、「課題リポート」「プレゼンテーション」「ロールプレイング」などを課す企業も存在します。
応募企業の選考フローを適切に把握し、抜かりなく対策しておきましょう。
結局、この種の対策も抜かりなく行う人が、一早く転職活動を終えていくのです!