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就活との違いを知らずして転職市場は勝ち抜けない!

就活転職違い

初めて転職に臨む人にありがちなのが、学生時代の就職活動と同じ感覚で転職に望むことです。転職のやり方なんてのは誰かが教えてくれるものではないので、ある意味仕方がありません。ただ、これでは転職市場を勝ち抜くことはできません。

何故なら、就職活動と転職活動は全くの別物だからです。だからこそ、両者の違いをしっかりと把握し、転職の準備を万端に活動に臨むことが大切になります。

 

採用基準の違いを把握しよう!

就活と転職の最大の違いは「採用基準」にあります。

就職活動は簡単に言うと、「ポテンシャル(可能性)」で採用されます。社会人としての経験がないので当然で、企業からするとポテンシャルで判断せざるを得ないということです。だから、面接では「私は学生時代にこんな活動をしてきました」「私はこんな素敵な人格(性格)の持ち主です」をアピールすればOKで、学歴やSPI試験の結果、資格取得への頑張りなども評価対象になります。

一方、社会人経験を持つ転職では、「過去の職場において達成した収益の実績」と「今後の定着性」が深く問われます。もちろん、未経験分野への転職や若年層(第二新卒)の転職ではポテンシャルも加味されますが、過去の職場での実績があってこその話になります。

転職で問われる収益性と定着性とは?

転職活動で問われる「収益性」と「定着性」について詳しく見ていきましょう。

まず、収益性についてですが、分かりやすく言うと「会社の利益にどう貢献してきたのか」という部分です。つまり、転職における中途採用とは、「この人を採用すれば利益を出してくれるだろう」という可能性ではなく、「この人を採用すれば確実に利益を出してくれる」という確信で採用することを意味します。

だから、転職活動では以下のことが問われます。

  • 過去の職場での経験から何ができるのか?
  • どれくらいの期間で、どんな利益(実績)を出してきたのか?
  • どうな創意工夫で実績を作ってきたのか?
  • 当社に入社したら、何を担当し、どれくらいの利益を出してくれるのか?

もちろん、転職でも「どんな人間であるか(人間性)」も問われますが、それ以上に「過去の経験から何ができ、どんな成果が出せるのか」が焦点になります。つまり、この観点で、どれだけ説得力のあるアピールができるかがカギとなります。

これが事実であるからこそ、「転職では資格の重要度が低い」と言われるんですね。「資格を持っている = 業務ができる = 利益が出せる」とは見てくれません。つまり、就活時のように「資格を取得するのに頑張った」というのは評価対象外なんですね。これを理解していない人は、転職活動でも学生時代のことや、資格取得をアピールします。結果、極めて高い確率で不採用となるわけです。

 
次に、定着性は「現職を退職して、新たな職場に移りたい理由」で判断されます。

定着性が重要な理由は、独立などを支援するようなベンチャーでない限り、ほとんどの会社は再度転職されては困るからです。ここに、転職面接で「退職理由(転職理由)」が問われる理由が存在します。企業からすると、「なぜ、今の会社を辞めるのか」というネガティブな面の理由が明確でないと不安で採用できないんですね。

つまり、転職活動に臨むにあたっては、「定着性に問題なし」と相手を納得させられる「退職理由(転職理由)」が必要不可欠となるわけです。それ故に、定着性なしと判断される可能性が高い、「嫌だから逃げてきた」「どの会社でも起こり得る事象」などの退職理由を語ると不採用となります。

<退職理由(転職理由)のポイント>
 
「現職でどう頑張っても手に入らないものは〇〇です。御社にはそれがあるから志望しております。」
 
このメッセージが相手に伝われば、定着性にも問題なしと判断してもらえるはずです。また、退職理由と志望動機も連動しているため、話す内容に説得力が増します。

 

 

まとめ

転職活動では何をアピールすべきか、ぼんやりとでも見えてきたのではないでしょうか。

転職では、就活時のように「頑張った」をアピールしても意味はなく、「具体的に何ができるか」「御社にどんな貢献ができるか」をアピールすることが重要になります。

一般論として、「会社を短期間で辞めるのはよくない」「最低3年は働くべき」といったことが言われますが、これは、転職活動でアピールできる「実績(収益性)」や「定着性」を手に入れるためなんですね。もちろん、何の実績も残さず、ダラダラと長い期間働いても意味はありませんし、短期間でも優秀な実績を出せる人もいます。

ただ、就業期間が短いと、「アピールする実績が作りにくい」「定着性が低い(嫌なことがあるとすぐに辞める)と評価される」というのは事実なので、この一般論はあながち間違っていません。就業期間が短くても転職できないことはないでしょうが、意中の会社を射止める確率は下がりますし、これでOKとしてくれるレベルの会社にしか採用されません。

転職に臨むのならば、何をアピールすべきかを理解する!
転職に臨めるだけの実績や定着性に問題がないかを吟味する!

これが転職市場で勝ち抜くために必要なことになります。

 

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