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給料が低いことが「不満」で転職する前に考えたい3つ現実!

極論、仕事なんてものは「お金を得ること」が目的であるため、より高い給料を求めるのは当然の行為です。給料が低い…を改善するために転職という手段を選択することも間違ってはいません。

但し、転職という行動に出る前に知っておいて欲しい現実があります。

  1. 今現在の「給料が低い理由」によっては、転職で給料アップするのは難しい
  2. 今現在の「仕事内容」によっては、転職で給料アップするのは難しい
  3. 給料アップと引き換えに失うものがあるのが転職

何故、こんなことを言うのかというと、「給料アップを実現するのは簡単ではない」「転職だけが給料アップを実現する手段ではない」「給料アップを実現できても幸せとは限らない」という要素があるからです。

 

1.今現在の「給料が低い理由」によっては、転職で給料アップするのは難しい

ただ単純に「給料が低い」とは言っても、低いというのには必ず理由があります。

  1. 会社の還元率が低い
  2. 高い成果を出しても給料に反映されない(昇給制度が整っていない)
  3. 地位が低い
  4. 成果を出していない

1、2は会社の問題で、3、4は自分の問題なわけですが、注意しなければならないのは3、4に代表される自分自身の問題であるにも関わらず「給料が安い」と嘆いて転職を考えている場合です。

たとえば、「会社の中で最も地位が低いにも関わらず、給料が低いと嘆いている」「昇進・昇給するような成果を出していないのにも関わらず、給料が低いと嘆いている」「入社時から同じレベルの仕事を続けているにも関わらず、給料が上がらないと嘆いている」といった場合です。

要は、「給料が低いのは当たり前」というパターンですね。

3,4に該当する状態で転職に臨んでも、採用側を説得する材料(高い給料を支払ってでも採用したいと思わせる理由・証拠)がないので、給料アップを実現するのは困難です。「給料が低いと言っているけれど、あなたの仕事内容なら当然でしょ」と思われて終わりです。

給料が低いことを転職理由として掲げられるのは、採用側が納得するだけの成果や実績を提示できる人だけです

転職すれば給料がアップする・・・なんて情報が散見されますが、これは転職者が増えることで利益が上がる会社(人材紹介関連業)が作り上げた幻想です。もちろん、市場価値の高い人、あまりにも低い給料水準で働いていた人は実現できますが、一般的に給料アップを実現するのは簡単なことではありません。

雇用側も、実際に働いてもらわないと採用者の本当の実力は測れないので、最初はなるべく低い給料で雇うように行動します。その為、しっかりとした実績を持った人でないと高い給料は提示しません。

あなたは、3,4に該当していないでしょうか?

仮に該当しているのであれば、「今の会社で成果を挙げて昇給を目指す」or「しっかりと実績を持った状態で転職に臨む」ということが必要かもしれません。転職するしないに関わらず、「今の状態で給料アップを目指して転職に臨むのは正解なのか?」を考えて欲しいのです。

 

2.今現在の「仕事内容」によっては、転職で給料アップするのは難しい

仕事内容によっては、「給料が低いのは当然」といったケースもあります。

  1. 特にスキルが求められず、誰にでも代用可能な仕事
  2. 一度仕事の流れを覚えれば、後は惰性でこなせるような仕事
  3. 数字など具体的な成果が求められない仕事(ノルマがない)
  4. 残業がほとんどなく定時で帰れるような楽な仕事

これらに該当する仕事は、総じて給料が低く、昇給もほとんどありません。何故なら、会社側からすると「高い給料を払う理由」「給料を上げる理由」がなく、該当者が辞めても別の人員を補充することで代用できるからです。会社側の立場で嫌な言い方をすると、「給料が低いのが嫌ならば辞めれば」ということ。

要は、「この人だからできる」といった高度でレアなスキルを持つ人、「この人がいなくなると大きく利益が減少する」といった価値の高い人物は、より多くの給料を手にでき、転職で給料アップも実現しやすい。

逆に、「誰でもいい」「すぐに代用がきく」といった仕事をしている人は、給料が低いのは当然で、この状態で転職に臨んでも給料アップを実現するのは難しいということです。

もし、あなたの仕事がこれらに該当するのであれば、「給料が低い」を転職理由として語ることは避けた方が無難です。これも、「給料が低いのは当然だ」と思われて終了だからです。転職時期の再考も含めて、しっかりと計画を持って行動に移って下さい。

3.給料アップと引き換えに失うものがあるのが転職

結局のところ「給料」というのは、仕事の成果(仕事量)に対する対価です。

楽な仕事にも関わらず、誰もが納得できる高い給料が支払われることはありません。また、長く所属しているだけで継続的に昇給していくような会社も存在しません。年功序列が根強い会社であっても、継続的な給料UPを実現できるのは、継続してより多くの利益を会社にもたらすことができる人物だけです。

一般的に、給料の良い会社はそれ相応の「成果」と「業務量」が求められます! 給料が高い会社(仕事)には給料が高い理由が存在し、給料が高いが故のレベルが求められ、仕事量も増加するのが普通です。

それ故に、給料を求めるのであれば、会社からの要求(プレッシャー)が高まることはもちろん、実績が厳しく問われることを覚悟しなければなりません。仕事量の面で言えば、勤務時間の増加や休日の減少が考えられます。

つまり、高い給料を求めるのであれば、これらの要素を「受け入れる覚悟」を持っておく必要があるわけです。

給料を求めて転職することによって失うもの、それは「自由な時間」「充実した休日」「自分に合った仕事内容」であったりするわけです。「何かを望むなら、何かを犠牲にしなくてはならない」これが転職です。

より良い人生を設計するために「お金」があるに越したことはありませんが、「自分自身が何に重点を置く人間なのか」をよく考えて行動する必要があります。転職で望み通り給料アップを実現したからと言って、全ての人が幸を手に入れたわけではありません。

 

 


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