真実と嘘

職務経歴書の適正枚数は2枚!という常識に潜む嘘とは?

採用側のことを考慮して、職務経歴書は2枚以内に纏めるべき!

転職市場にはこのような常識がありますが、これは正解でもあり、間違いでもあります。

というのも、面接担当者(人事など求職者を絞り込む立場の人)と社長・役員・事業部長(採用決定権を持つ立場の人)では、評価の仕方が異なるからです。要は、求職者を見る目線(選ぶ基準)が異なるので、好まれる経歴書も異なるんですね。

実はこれ、主要な転職エージェントで若手~中堅層のみを相手にしている多くのコンサルタントも知らないことです。その為、若手や中堅と同じ経歴書の書き方をアドバイスされ、失敗している30代、40代、50代が多くいるのが実情です。

適正枚数に関する真意を知りましょう!

 

あなたの年齢や募集ポジションで枚数の常識は崩れる!

求職者を絞り込む立場の面接官(人事など)は、採用条件を満たした人の中から、想定の人数を最終選考に送り込むことが仕事です。その為、職務経歴書は、これまでに担当した職務項目のシンプルな箇条書きが好まれます。これは、今回の採用条件との照らし合わせが行いやすいからです。

一般的に、「職務経歴書はA4用紙2枚にまとめるのがベスト」と言われる所以がここにあります。つまり、第二新卒~30代前半の若手から中堅クラスまでの転職であれば正解なのです。

しかし、この職務経歴書が、社長や事業責任者の手に渡ったとしたらどうでしょう。その答えは、「この人がマネジメント層以上の人材として選考ライン上に残ることは難しくなる」となります。これは、社長・事業責任者向けには、職歴についてボリュームが多く、しっかりと職務の中身やプロセス、考え方が記載されているものが望ましいからです。

もちろん、新人・若手時代のことを事細かく記す必要はありません。おおむね、現在から遡ること5年程の実績が重要です。40代、50代の方であれば、その5年を含む、10年ほどの間での職務実績が、今後のあなたのシニアクラス、エグゼクティブクラスとしての活躍を類推する情報として詳細に確認されます。

要するに、しっかりと読めることが、経営者・事業責任者向けには重要なんですね。

抽象的な項目ではなく、いつ、どのようなことをやったのか。それにはどんな背景があり、どうのような取り組みがされ、どんな結果が出たのか。こういったことを具体的な事実ベースで読み、理解したいのです。

職務経歴書の本当の適正枚数

前述した内容を踏まえると、「何枚くらいが適正なのか?」という疑問が浮かぶかと思います。

ここに規定の枚数はありませんし、ボリュームがある方がいいといっても、さすがに10枚以上は多すぎます。もちろん、その人の実績や経験次第ですが、大方は以下のような基準が妥当ではないでしょうか。

<職務経歴書の適正枚数を考える際の基準>

  • 20代~30代前半(若手から中堅)でプレイヤーとしての採用 ⇒ 2枚(最大で3枚)が妥当
  • 30代中盤以降のマネージャー(リーダー)以上のポジションとしての採用 ⇒ 3枚~6枚が妥当

とにかく、「職務経歴書は2枚以内に収めないといけない!」という常識にとらわれる必要はありません。

ここにとらわれるあまり、伝えるべきことが漏れていては内定は勝ち取れないのです。特に、マネージャー(リーダー)以上のポジションへの応募に関してはそれが当てはまります。職務経歴書の枚数に関しては、自身の今の状況と応募するポジションから考えて下さい。

 

 


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