会社都合退職

転職面接で会社都合退職が理由の場合は素直に伝えてOK?

昨今は、事業部門の撤退・縮小、吸収合併(M&A)、早期退職、リストラ、倒産など、やむを得ない事情で会社を退職する人が数多くいらっしゃいます。

この場合、退職理由が「会社都合による退職」となるわけですが、転職の面接にてその理由を素直に伝えても問題はないのでしょうか。採用側の印象が悪くなる? なんて考えにも及ぶので難しい問題です。

ここは、この疑問の答えを先にお伝えしましょう。

会社都合での退職は、ありのままを素直に伝えればOK!

採用側の企業も今の社会情勢を十分に理解しているので、素直にその事実を伝えるのが正解です。採用担当者に関しても、「会社都合退職 = クビ = 仕事が出来ない人」とは連想しないので、印象悪化についてもネガティブに考える必要はありません。

ただし、ありのままを伝えればOKとはいっても油断は禁物で、「伝え方を誤るとマイナス評価となる可能性もある」ということを理解しておく必要があります。

そこで、ここでは「会社都合退職をありのままを素直に伝える!」とはどういった回答を指すのかを解説します。(ここで言う会社都合退職に「懲戒解雇」は含まれていません。懲戒解雇の場合は、通常の転職と同様に退職理由の準備が必要不可欠です。)

 


 

NG回答例

マイナス評価となる可能性を持つNG回答をいくつかご紹介します。

「私は一般社員なので何も悪くないんですが、会社が新規事業に手を出して失敗し、そのあおりを受けてやむなく退職する~」
 
「本来は自己都合退職でしたが、事情で会社に交渉して会社都合にしてもらい~」

会社都合退職の後ろめたさを回避したいという思いから「私は悪くない」「会社が悪い」など、過度な自己防衛的発言をしてしまう人がいますが、度が過ぎると、聞き苦しく、信憑性にも疑念を抱かれます。やむを得ない事情があったことは伝えるべきですが、程度が強くなりすぎないよう注意しましょう。

二つ目の回答例に関しては論外で、不採用に直結します。失業給付をすぐに受け取りたい、などの考えがあったのでしょうが、不正は認められません。

OK回答例

「経営不振から事業部自体を廃止することになり、これに伴い退職するに至りました。」
 
「私が在籍していた〇〇事業部が海外へ移転することが決定し、日本での勤務場所がなくなり、会社から退職を言い渡されました。こちらからは部長以上のクラスが行くことになり、それ以外は現地採用するようで、私も含めて職場の仲間も全員解雇となりました。」

会社都合退職に関しては、回答例のように事実を淡々と語るのが正解です。私情が入っておらず、過度な自己防衛もないので、疑念を持たれることなく聞き入れてくれるでしょう。これが「ありのままを素直に伝える」ということです。

自分の身に起きた事実を、私情や過度な自己防衛を入れずに淡々と語る!

これを意識して回答を準備しましょう。

会社都合退職に対して引け目を感じている方もいるかもしれませんが、今の社会には同様の境遇を持った人がたくさんいらっしゃいます。面接では劣等感や悲壮感を出すことなく、しっかりと未来への展望を語りましょう。

 


 


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