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面接での給料・残業・休日の質問は「どう聞くか」が明暗を分ける

明暗を分ける

転職において「待遇」は会社を選ぶ一つの基準になります。

特に、待遇改善を目的に転職に踏み切った人からすると、曖昧な状態で入社を決断するのは難しいですよね。

ゆえに、面接で確認するのは間違っていません。しかし、以下のことを頭に入れておく必要があります。

会社というのは、社員を「好待遇」で働かせるために存在するわけではない!

例えば、給料に関しては、仕事で結果を出すことで初めて要求可能になる品物です。(給料は与えられるものではなく、自らの力で勝ち取るもの!)

そのため、いくら「待遇面」が重要とは言っても、面接での聞き方を誤ると一気に評価を落とします。

これが事実だからこそ、「待遇面の質問は控えるのが無難」とされているんですね。

アイコンびっくり

でも、待遇面を聞かない訳にはいかない・・・。

そんな時はどうすれば良いのでしょう?

ここでは、そんな時に使える「質問しづらい待遇面を確認する方法」をご紹介します。

  1. 聞き方を工夫して探りを入れる
  2. 聞くタイミングを変える
  3. 聞かない方法を選ぶ

あなたの望む待遇を獲得するため、上手く聞き出すことで対処しましょう。

 

 

1.聞き方を工夫して探りを入れる

ワンツースリー

待遇面の質問は「基本的に聞かない方がいい」とされているだけで、聞くこと自体がNGなわけではありません。

但し、質問からマイナスイメージを連想されることは避けなければなりません!

これに関しては、質問する理由を添えることで可能になります。

ただ漠然とその主旨だけを聞くから、面接官は「なぜそんなことを聞くんだろう?」と考え、勝手に理由を想像するんですね。

例えば、「休日はどれくらいありますか?」と漠然と聞いてしまうと・・・

  • この人は休日が少ないから前職を辞めた?
  • 自社を選んだ理由は休日が多いから?
  • 働くことに対する意思が弱いのでは?

このようにマイナスに連想され、あらぬ疑いを掛けられるのです。

これでは、評価が下がることがあっても、上がることはありません。ゆえに、以下のように理由を添えて聞きます。

 

給料(お金)に関する質問

  • 結婚を考えているので確認しておきたいのですが~
  • 転職を機に長期的な貯蓄計画を立てたいので、念のために確認したいのですが~
  • 子供が進学を控えているので見通しを立てたいのですが~
  • 配偶者(婚約者)と生涯設計をしているところですので、念のため退職金制度について知っておきたいのですが~
  • (締め)~給与支給額の算出方法を教えていただけるでしょうか?
  • (締め)~高い実績をあげている方だと幾らくらいになるのでしょうか?
  • (締め)~御社では、私くらいの年齢の場合、平均年収はどれくらいでしょうか?
  • (締め)~実績をあげて昇格した場合、給与はどれくらいの水準を目指せるのでしょうか?

 

残業に関する質問

  • 残業もいとわずに頑張りたいと思いますが~
  • 前職では週平均〇〇時間ほど残業をこなしていましたが~
  • 残業時間によっては引っ越しを考えているのでお聞きしたいのですが~
  • (締め)~週平均どれくらいの残業があるかを確認させていただけますか?

 

休日・その他待遇に関する質問

  • この業務内容ですと、休日出勤の必要も出てくるかと思いますが~
  • 御社で働かせて頂けることになりましたら、生活スタイルがどう変化するのかを把握しておきたいので~
  • 家族がおりますので、どういった生活スタイルになるのかを把握しておきたいのですが~
  • (締め)~休日出勤の頻度はどれくらいでしょうか?
  • (締め)~転勤はどのくらいのサイクルでありますか?

これら例文の如く、「理由を添えて聞く」ということを意識して質問を組み立てましょう。

ポイント

質問する際は、「ビクビクしたり」「これを聞いたらまずいかな」という雰囲気を出さず、自信を持って「~という理由があって確認したいんだ」との意志を示すことが大切!

 

 

 

また、質問を2つ用意しておき、2つ目の質問で聞くのもアリです。

  1. 1つ目は通常の質問
  2. 2つ目に聞きにくい待遇に関する質問

この順序で質問することで、「待遇面の質問」だけが担当者の頭に残ることを防ぎます。

マイナスを連想させる回答を詳しく!

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2.聞くタイミングを変える

ヒント

待遇面を確認する最良のタイミングは内定獲得後である!

企業はあなたに「自社で働いて欲しい」と考えて内定を出しているので、辞退を避けるために親身に回答してくれるはずです。

また、このタイミングで聞くことで、面接時のように「こんなことを聞いたら印象が悪くなるのでは」と恐れる必要もありません。

  • 面接では全てのリスクを排除し、内定を取ることに全力を注ぐ
  • 内定を得て立場が有利になったタイミングで聞く

求職者の中には、「内定後に確認して想定外だった場合、それまでの過程が無駄になる」と考える人もいるかもしれません。

しかし、逆に考えると、「内定を獲得できなければ、待遇を聞いても意味はない」とも言えますよね。

ゆえに、タイミングを見計らって聞くこの方法は、ベストな対処法だとも言えるのです。

 

 

3.聞かないで良い方法を選ぶ

閃く

聞かないで良い方法とは「エージェント」の利用を指します。

基本的に転職の条件交渉(確認)は自分自身で行わなければなりませんが、エージェントを利用すれば全て代行してくれます。

また、譲れない待遇面の条件を伝えておけば、それを満たした企業を紹介してくれます。

これは、企業の内情を知ったエージェントだからこそ成せる業です。

アイコンびっくり

昨今は、スポーツの世界でも年俸交渉を「代理人」が代行することが増えています。

個人では主張するのが難しい「お金の交渉」を、プロに任せることで希望額を獲得するのが目的!

転職に置き換えるならば、聞きにくいこと、交渉しずらい条件を「エージェントに代行してもらう」となります。

これも、あなたの望む待遇を獲得する一つの方法となります。

自分に合った方法を採用し、上手く待遇面を聞き出しましょう!

優先度や面接の雰囲気によって使い分けることも大切かもしれませんね。(本命の企業はノーリスクの2番目の方法を選ぶなど)

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