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声優になるには?【高校・大学卒業後のオススメ進路とは?】

未来

将来、声優を目指している現役の「高校生」or「大学生」への進路の提案です。なお、ここでのオススメ進路は「声優の厳しい現実」を踏まえた上での内容になっています。

<声優の厳しい現実>

声優になるには「声優養成所」または「声優専門学校」に通って基礎力を身に付け、その後プロダクションに所属する、というのが一般的な流れになっています。

しかし、これらの学校に通っている人で、実際に声優になれる(声優としてお金を稼ぐことができる)のは100人に1人、さらに、声優として食べていける(継続的に声優一本で生活できる)のは3000人に1人、と言われています。

また、声優になれたとしても、役はそれぞれのオーディションで自ら勝ち取る必要があり、毎日がライバルたちとの役の奪い合いです。そのため、声優としての収入がゼロの人も多く、アルバイトで食いつないでいる状態となっているのです...。

<参考情報>
⇒「声優の「成功率」は3000分の1にも満たない
⇒「声優を失敗した人の悲しき末路

これがあなたの目指している「声優の世界」です。

非常に厳しい...この一言に尽きますね。

だから、これから輝かしい未来が待っている現役の高校生・大学生に、おいそれと簡単に「高校を卒業したら専門に行けばいい!」「大学在学中に養成所へ!」なんてことは言えないのです。

ここでお伝えする私の見解が正しいとは限りませんが、今後の進路を決める参考にして頂ければ幸いです。

声優を目指す高校生・大学生に贈るオススメの進路

高校生の段階で目指すものが決まっている場合、「卒業後は専門的に学べる専門学校へ」と考えがちです。実際、この進路をとる人が多くおられます。別に間違った選択ではありません。

しかし、私は「大学への進学」を強くお勧めします!

何故なら、声優の世界には前述した「厳しい現実」が待ち受けているからです。料理人になりたくて調理師専門学校へ、といったケースとわけが違います。声優はとにかく「需要」が少なく、大御所や芸能人がいいところを全て持っていくので、一般人の声優は厳しいのです。

  1. 声優が上手くいかなかった時の保険
  2. 大学在学中にある程度の見極めができる(現役大学生はここから)
  3. 新卒採用で一般の会社に入り、養成所との両立で声優を目指すことができる

この3つの観点から、大学進学をオススメします!

 

1.大学進学は上手くいかなかった時の保険となる!

専門学校に進んで、最悪のケースがこれです。

  1. 専門学校入学
  2. 卒業後に声優活動
  3. 声優としての目がでない(稼げない)
  4. 声優の厳しさを痛感する
  5. 声優を諦める
  6. 一般の会社で働くことを決断する
  7. 正社員経験がなく専門卒(しかも声優コース)だから市場価値が低い
  8. 応募条件に大卒以上が設定している会社を選べない
  9. 就職活動が困窮を極める
  10. 内定を求めた活動になってしまう
  11. 質の悪いブラックまがいの会社にしか採用されない
  12. 声優を目指したことを後悔する

正直な話、声優活動を失敗した人材(専門卒)の市場価値は極めて低いです。

何故なら、声優活動で培った経験が活かせる職業が存在しないからです。その為、いざ一般の会社に就職する必要性が生じた場合、恐ろしく苦労する可能性があるのです。逆に、大卒であれば企業の評価も変わり、選択肢も大いに広がります。

専門学校に行った人で声優になれるのは1%、残りの99%の人は一般の会社で働く道を選ぶことに...。

保険、かけておいて損はないじゃないですか?

 

2.大学在学中にある程度の見極めができる

大学に進学すれば、ある程度は「自分の時間」を確保できるので、声優活動にも力を入れることが可能です。

それ故に、独学やボイストレーニングに通うなどして声優としての能力を高め、オーディションなどに参加して自分の力を試すことができるのです。つまり、声優としての実力や可能性を在学中に掴むことができるというわけです。

これ、とてつもなく大きなメリットではないですか?

仮に、「私には声優の道は厳しそうだ」「向いていなさそうだ」と感じたとしたら、声優を諦め、新卒採用で一般の会社に就職すればいいわけです。逆に、オーディションに合格するなど、手ごたえ掴むことができたのなら、在学中から本格的に声優を目指すことができます。

この保険をかけながらの見極めは、専門学校に行ってしまうとできません。

 

3.新卒採用で一般の会社に入り、養成所との両立で声優を目指すことができる

大学卒業後の進路については、取り敢えず新卒採用を活かして一般の会社に入社することをオススメします。(在学中に高い評価を獲得していたり、大きな手ごたえを掴んている場合は、直行で声優プロダクションを目指す)

もちろん、正社員として仕事をしながら声優を目指すのは大変ですが、社会人として自分自身で稼いでいるからこそ、「声優養成所」との両立も可能になります。(入所にオーディションあり。2年で約100万円の学費が必要。授業は週に数コマと少なく、仕事との両立も可能)

普通に働きながらの声優活動であれば、何のデメリットもありません!

全ての時間を「声優活動」に費やせないもどかしさはあるでしょうが、収入ゼロでアルバイトにあけくれる声優が多くいることを考えると、ここまで保険をかけておいて損はありません。結局、声優もどきの人も、声優活動に多くの時間は割けないのです。

将来的に後悔しない進路で声優を目指そう!

将来の展望が若い内から決まっているというのは素晴らしいことで、気付きが早ければ早いほど、実現の可能性は高くなります。

その意味で、このページを見てくれている「高校生」「大学生」には大いなる可能性があるわけで、声優になるための活動を今すぐ始めれば、前述した「厳しい現実」を超えて立派な声優となれるかもしれません。

だから、保険なんてかけず「若い内は声優一本で活動したい!」なんて想いの人も多いかと思います。私は、これはこれで非常に良いことだと思います。厳しい現実があることを知った上で、「それでも勝負したい!」という意気込みがあるならば、むしろそうすべきだとも言えます。

逆に、声優活動が上手くいかなかった時に少しでも後悔する可能性があるのなら、あなたなりの保険を持って声優を目指せばいいのです。保険をかけることは悪いことではないですし、「声優の世界」は保険をかけるのに十分すぎる厳しさを持っています。

今後、どんな進路を進んで「声優」を目指すにせよ、後悔する選択だけはしないようにして下さい!

 

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