対立

転職面接「上司と意見が対立したらどうしますか?」の回答例と質問意図

会社組織で働く以上、秩序とルールは守らなければいけません。

転職の面接ではそれを見極める質問として「上司との関係性」がよく用いられます。

上司と意見が対立した場合、どうしますか?
上司から意にそぐわない業務命令を受けた場合、どう対応しますか?

これらの質問を通して、組織で働くこと対する「姿勢」を問うてきます。特に、自ら指揮命令を出すよりも、上司からそれを受けることが多い「若年層の転職者」は問われる可能性が高い質問です。

この質問は「どう回答するか」で評価が大きく変わりますから、企業側の質問意図をしっかりと把握して回答を準備しておきたいですね。

ここでは、企業側の質問意図、NG回答例、OK回答例を交えて詳しく解説していきます。

 

企業側の本音 ~ここが知りたいポイント~

まずは、企業側の質問意図を把握しましょう。

・会社という組織で働くことに対する姿勢を探るため
・上司の意見を素直に受け入れる姿勢を持っているかを探るため
・単なる「YESマン」でないことを探るため

会社で働くということは、秩序とルールを忠実に守らなければなりません。「会社や上司の考えが自分と異なる」「自分のやり方と違う」「指示内容に納得がいかない」からと言って自分勝手に振る舞っては組織が成り立ちません。

これが社会の現実ですから、この質問を通して「上司と意見が合わなかったとしても、不平・不満をこぼざず素直に受け入れる姿勢があるか」を確かめているんですね。ここが最も重要な点となります。

ただ、だからといって「自ら考えることを放棄した何でも言うことを聞くYESマンを求めているわけではない」ということも頭に入れておく必要があります。

つまり、この質問の回答には「組織で働くこと(上下関係・指揮命令系統)を理解していること」「YESマンでないこと」の2つを示さなくてはならないんですね。

NG回答例

実際の面接の場でよくある「NG回答例」について取り上げておきます。

「間違っていると思ったら、自分の意見をはっきりと伝えます。」
 
「上司の指示は絶対ですから、その通り従うだけです。」

 
自分の意見を伝えることは何も間違っていません。ただ、ここで重要なのは「まずは素直に意見に耳を傾ける」という姿勢です。例文のように端的に一言で片付けるのはよくありません。まずは、組織で働くことのルールを理解していることを述べ、どのように意見を伝えるのかを具体的に語る必要があります。

下例は「YESマン」を匂わす回答となりますから、絶対に避けなければなりません。「指示に従う」という回答は間違っていませんが、その理由も併せて語りたいですね。

OK回答例

この質問にはどんな回答が適切なんでしょうか。

1.「上司と意見が対立した場合、まずは上司の意見をしっかりと聞き入れ、その主旨を理解するよう努めます。その理由は、表面上は対立しているように見えても、実は根底は同じだったり、私の考えが浅はかであったことに気付くことがあるからです。
ただ、それでも明らかに意見が食い違っていれば、誠意を持って意見を述べさせていだだきます。同じ部署で働いている以上、自分の意見をきっちりと伝えることも大切だと考えるからです。」
 
2.「(上記例文に追加で語っても良い内容)前職でも仕事の進め方について、上司と意見が対立することがありましたが、私は提案ベースで意見を述べさせていただきました。その後、周りの賛同も得ながら、提案内容を詳細にまとめるなどして地道に交渉した結果、上司が「そこまで考えているのなら」と一部私の意見を取り入れていただいた経験があります。」

 
この回答例は「上司の意見を受け入れる姿勢があること」を伝えるとともに、「自分の意見を伝える大切さ」もアピールしています。この内容であれば「組織で働く姿勢」「YESマンでないこと」の2つを伝えることができています。

また、実際に自分の意見を採用してもらった経験がある場合は、具体的にそのプロセスを語るようにしましょう。そうすればより説得力の高い回答となります。

上司との関係性に関する質問は、企業側の意図さえ把握していれば簡単に回答できるものです。そんな質問で評価を下げるのは勿体ないので、ポイントを押さえた回答を準備して面接に臨みましょう。

 

 


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