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30代の転職の可能性を狭める

はてな

30代の転職の可能性を狭める”認知デバイス”とは?

一生で何度も経験することがない故に、ノウハウがたまりにくい転職活動ですが、実は、可能性を決定する最大の要素は自分自身の中にあります。

自分の中にある可能性を決定する要素、それが”認知デバイス”というものです。

転職を考える以前から見聞きした情報で、自分の頭の中に出来上がってしまった先入観が、数多くの選択肢を潰し、可能性を狭めてしまうのです。(ある程度の社会人経験を持ち、自身の周りに転職経験者が表れ、より多くの情報に触れることになる30代は、このデバイスが強くなる傾向に!)

先入観というのは、最初は小さくても、調べれば調べるほど自分に都合のいい情報だけを集め、さらに先入観を補強して自己増殖していく性質を持っています。いったんある決断をすると、その後に得られた情報を、決断した内容に有利に解釈していく心理メカニズムです。

結果、この心理的デバイスは、以下のような偏った考えを持つ原因になってしまうのです…。

  • 企業規模が小さな会社は〇〇だ!
  • 〇〇業界は全てブラックだ!
  • 〇〇業界は時代遅れで将来性がない!
  • 〇〇業は給料が安い!
  • 〇〇の仕事は人を使い捨てにしている!
  • 〇〇の仕事は離職率が高い!

要するに、〇〇に当てはまるキーワードを全て「同一視」する傾向が出てしまうということですね。

どうしょう? あなたの心も何らかのデバイスに囚われていないでしょうか。「飲食業は全てブラックだ」「サービス業は給料が安い」「営業は人を使い捨てる傾向にあって離職率が高い」なんて考えを持っていないでしょうか。

実際、会社なんてものは百社百様で、社長の人格も違えば、社史沿革も違い、中で働いている人も全く違います。だから、業界や職種が同じだからと、全ての会社を一括りにすることはできません。

それにも関わらず、認知デバイスが強い状態にあると、業界や職種が同じだけで「〇〇だ」と同一視し、反射的に排除してしまうのです。怖くないですか? でも、誰しもが何らかの心理的デバイスに侵されているのが実情です。

 


 

会社(業界・職種)を同一視することはできないとは言っても、業界や職種に共通する傾向や特色というものはあります。しかし、実際にその会社で働いてみると、やはり違いは明確に存在するものです。

一社一社の個性を紐解いてみると、全く考えていなかった業界に、自分の大切にしていることが守られている会社が存在したり、自身の経験が活かせる仕事があったり、能力を磨けるチャンスがあります。

しかし、認知デバイスが強くなればなるほど、それらの可能性を文字通り”瞬殺”してしまうんですね。検討どころか、見向きもしない…といった具合です。これは本当にもったいないことで、自ら可能性を狭める行為に他なりません。

仮に認知デバイスが強くても、最終的に自己納得できる選択肢が確保できれば問題ありません。しかし、デバイスがあまりにも強くなると、NG条件だらけになって選択肢が極端に限られるのは確かです。

転職で最も大切なことは、自分が生かされ、気分よく働き続けられる会社に入社することではないでしょうか。そうであるならば、本当に必要な要素を徹底的に絞り込み、できる限り広く選択肢を確保することが重要な要素となります。

排除条件よりも重視条件を元に自身の可能性を探っていく!

これを念頭に活動すれば、自分が生かされる転職先が見つかる可能性が高まります。是非この機会に、自身に掛かった”デバイス”を一旦取り外し、広い視野を持って選択肢を模索してみてはいかがでしょうか。

 

 


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